
ポケモンSV S30 2025年5月 レギュレーションI 1ヶ月目
シードフレアです。シーズン30お疲れ様でした。
人生初の最終3桁順位およびレート2000を達成できたので使用構築に関しての記事を残します。構築全体として見た時の完成度はお世辞にも高いとは言えませんが、面白い要素を色々入れられたと思っているので今後誰かの構築づくりの参考になれば幸いです。

レンタルしばらく残しておきます


TN シードフレア 最終156位 R2008
TN 鶯谷かぐや 最終280位 R1959
【構築経緯】
ザマゼンタが使いたい。鉄壁高速移動を積み終え、相手にテラスタルを吐かせた後の彼(彼女?)の制圧力は全ポケモン中でもトップクラスである。しかしこのポケモンには制圧力の代償としてあまりにも大きな弱点が存在する。止まりすぎるのである。天然のポケモンが重く、グライオンが重く、全てのゴーストタイプが重く、不意にゴーストテラスなどされようものなら容易に使用者を横転させてしまう。
しかしこれらの課題を禁伝2体目の超パワーで解決できたとしたら…?
2体目の伝説枠に黒バドレックスを採用した。ゴーストと格闘の補完が非常に強力であり、相手のゴーストタイプのテラスタルを強要できる。これにより見えないゴテラに怯える必要もなくなる。天然のストッパーとして採用されやすいラウドラッシャに対しても強い睨みを効かせられる上に相手が黒バド対面でノーマル・悪テラスをすると格闘が一貫してすごいことが起こる。なんだかすごく強そう。
順調に思えたがここで新たな課題が浮かび上がる。
相手の黒バドどうするんですか??
…どうするんでしょうね(笑)。このままではスカーフビットを連打されているだけで負けかねない。ということでここからはとにかく相手の黒バドに破壊されないことを心掛けて禁伝枠の構成の決定と一般枠の選定を行っていった。
積み展開をメインの勝ち筋とする上で相手の行動補償を奪いたいためステルスロックを撒けるポケモンとしてディンルーを採用。黒バドに顔が強い。
黒バドやコライドンなどの相手のエースへのストッパー兼終盤のスイーパーとしてとしてミミッキュを採用。黒バドに顔が強い。
表エースのザマゼンタが大きく不利をとるルナアーラやグライオン、それらと同居しやすいコライドンに対して強力なパオジアンをザマゼンタの代わりに選出できる裏エースとして採用。黒バドに顔が強い。
最後にここまででホウオウ入りの構築全般への勝率が低く、崩しの力が足りていないと感じたためホウオウにめっぽう強く受けループも選出次第では単体で勝てる風船ヒードランを採用。黒バドには若干顔弱め。しょうがないね。
黒バドをただの高速アタッカーとしてだけでなく積み展開のサポート要員としても使いたかったため、襷を持たせたマッドショットアンコール型で採用。これにより自身が突破された後も弱体化した相手を起点にザマゼンタが上から鉄壁を積む動きが可能になる。
以上の6体で最終日に臨んだ。
【個体紹介】
・黒馬バドレックス

最速CS余りB
最強のユーティリティプレイヤー。テラスタイプはマッショの火力を大幅に引き上げて電気技を無効にできる地面。襷を盾にマッドショットでSを落とすことであらゆるポケモンにアンコールを打ち込める。地面テラス+マッショ採用により対面性能が向上しており、対面から打ち合った際に電磁波カミやスカーフコライ、襷バドに勝ちやすくなっている(テラスマッショ+等倍ビットで無振り黒バドが落ちる)。草分けスタートのザシアンやニトチャスタートのコライに上から2回動けるのも強かった。特に強力なのが対ミライドンであり、テラスマッショを押すことで電気技を選択してくれていた場合は1回無料で技が打てるようになる。このポケモンのおかげで今月はミライドン入りの構築にほとんど負けなかった。
・ザマゼンタ

移動1回で+1ツツミ抜き
余りHBぶっぱ
本構築の表エース。テラスタイプはコライドンやランドロスの技を等倍に抑えながらリーチを伸ばす格闘。やっぱり黒バドに弱いので鋼技なしの噛み砕く採用となった。これによってハバタクカミやミミッキュにかなり弱くなってしまったのでどちらが正しいのかはよくわからない。白バド、テラパゴス、ザシアンなどに対して強いストレスなく勝てるのが良かった。綺麗に展開が通った時の強さは本物なので伝説2体環境ではもっと開拓されるべきポケモンだと感じた。
・ディンルー

残飯込みで臆病黒バドの草結び2耐え
28振りアカツキガチグマ抜き
余りB
謎の爆速ディンルー。相手のディンルーに好き放題されたくないためS振りの挑発持ちで採用した。テラスタイプは物理ポケモンに対して行動回数を増やすための水。宿木白バドやアカツキ、キョジオーンなどに上から挑発を撃ってカタストで削り、黒バドのおやつにする動きが強かった。崩しの役割を担っているためルギア入りに対しては積極的に選出した。終盤はあまり出さなかったが、パーティに入っているだけで相手の特殊禁伝にストレスを与えてくれる偉い子である。やっぱり吹き飛ばしは欲しい。
・ミミッキュ

皮なしで意地パングロウーラの水テラ水流を93.8%耐え
遅い鉢巻ウーラを抜けると嬉しいので気持ちS振り
黒バドゼンタミラーに勝つために最終日に入ってきたポケモン。実際この構築も相手のミミッキュが信じられないくらい思い。しかし最終日にミラー対戦をすることはなかった。代わりにコライ黒バドに対してたくさん出した。伝説環境のミミッキュは呪いが標準搭載となっているため、ミミッキュに対して身代わりを押されにくいのではないかと思い電磁波を搭載。これが切り返しの一手として非常に強力で、Sを落としてザマゼンタ展開に移行する動きが安定して行えた。人生でほぼ初めてミミッキュを使ったため、ルナアーラ対面ノマテラ呪いを2、3回やった気がする。テラスタイプは黒バドに強いノーマル。
・パオジアン

『特異解のイブ』のパオジアンにS+1
主にコライドン入りに対してエースとして選出。耐久振り剣舞+2種の先制技が強力。礫をケアしないコライドン、噛み砕くをケアしないルナアーラをたくさん破壊した。非常に強くはあったものの、このポケモンもまた閉ラッシャに隙を見せるポケモンであるためザマゼンタ構築の裏エースとして適切であったかはかなり怪しい。もっと良い選択肢があったのかもしれないが時間がなかった。最初に変えるとしたらこの枠だと思う。テラスタイプはコライカミホウオウを起点にする炎。
・ヒードラン

とにかく火力が欲しいためC特化
大体のホウオウが抜けるラインまでS振り(ミミッキュと同値)
余りH
ホウオウ黒馬ほんまごめん枠。聖炎に受け出した後火力の上がったマグストとパワージェムでホウオウを倒す。裏から出てきた黒バドをノマテラ悪波で倒す。おしまい。黒バドに顔が強くないのは誘い殺すため。中盤あたりから風船を割れない身代わり飛ばしホウオウが増えたのも追い風となり、このポケモンのおかげでホウオウ構築には非常に高い勝率を出せた。前述のディンルーと同じように定数ダメージ+速い挑発で白バドの展開を阻害できるのも偉かった。見た目上浮いているポケモンが構築に存在しないため地面技に後投げしてアドを稼ぐ動きをたまに行った。ランクマを始めたばかりの頃から使い続けている大好きなポケモンの1体なので、最終日を共に戦えたのをとても嬉しく思う。
【選出について】
黒バドorディンルー先発
ザマゼンタ、パオジアンから1体
黒バドは基本的に毎回選出
受けに寄った構築に対してはディンルーかヒードランを先発に
【強みと弱み】
・強み
流行っていた未来白バド、未来ザシアンに対して負けない。無対策の相手にはザマゼンタが容易に3タテできたためストレスなく対戦ができる。マッドショット黒バドによって一般的な黒バド構築の難点である同速問題を多少緩和できている。黒バドが単体でイーユイ、ガオガエン、アロベトに強め。
・弱み
ヘイラッシャ、ミミッキュ、グライオンが重い。ザマゼンタを止められるポケモンが裏から出てくる展開に対しての明確な回答を最後まで作れなかった。サイクルができないため先発の黒バドが不利対面を作ってしまった際のリカバリーが難しい。
選出順を固定化せず黒バドを終盤まで温存できる構築づくりができればこれらの課題の解決に近づくのだろうと感じた。
【重いポケモン、並び】
コライルナ、コライオーガ→選出が安定しない テラス後ルナアーラの処理が難しい
ミミッキュ→禁伝が2体とも不利をとる
ヘイラッシャ→突破に時間がかかる上あくびの一貫を切れない
パオジアン→聖剣でザマゼンタが大きく削られる
【最後に】
1年と少し前にランクマを始めて以来ずっと目標にしていたレート2000をついに達成できたことをとても嬉しく思います。長い間結果が出ず正直ポケモンが嫌いになりかけていましたが、1ヶ月本気でポケモンに取り組んでみたことで始めたばかりの頃の楽しさを思い出せた気がします。構築の相談に乗ってくれたとんぽけ実機組、考察鯖の皆さん、最終戦を見守ってくれたvoidくん、本当にありがとうございました。これからも慢心することなく日々成長を続けてまいります。まだまだ しろうとさんよ。
構築について質問があればDMいただければお答えします。拙い文章ですが最後まで読んでいただきありがとうございました。またね!